『ヒトの化石』シーン案メモ

ひろいいひろい沙漠。 ざらりとした大きな布のしわのように。 なだらかな丘陵の波の上に深い深い夜空。 砂場に小枝を立てたように、ぽつんと小さな立ち枯れの木。 側に立つ、ちいさな白い柔らかな三角錐のテント。 そこから米粒ほどの大きさの人が静かに現れる。 彼らはヒトの化石を探しにやってきた。 ガラスの水面を泳い…